
単独捜査 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ピーター・ラヴゼイ, 山本 やよい
早川書房(1999/08)
¥882久々のラヴゼイ、久々のダイヤモンド警視です。ダイヤモンド警視シリーズ第1作である『最後の刑事』を読んだのが3年ちょっと前。それ以来のラヴゼイです。ラヴゼイは読んだ作品こそ少ないですが、その数少ない作品の中に『偽のデュー警部』『苦い林檎酒』というミステリ史に残る大傑作(※)があるということもあって、お気に入りの作家のひとりです。
※『偽のデュー警部』は
週刊文春ミステリベスト10・20世紀海外部門の21位に
ランクインしています。
ダイヤモンド警視シリーズはラヴゼイの代表的シリーズであり、今回読んだ『単独捜査』はシリーズ第2作にあたります。これに続く第3、4作目の『バースへの帰還』『猟犬クラブ』は英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞を連続受賞し、本格ミステリの傑作との呼び声も高い作品です。よって、私も以前から読みたくてたまらなかったのですが、にもかかわらず、なぜ『最後の刑事』以来3年以上もの間が空いてしまったかというと、『最後の刑事』がイマイチなできであったのに加え、第2作目の『単独捜査』もミステリテイストの乏しい平凡な出来の作品だとの評判だったからです。
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