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2008/06/21 (Sat) 百年の誤読
2008/02/24 (Sun) 母べえ

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母べえ
話題の『母べえ』を観てきました。家内と次女・うめこ(本名じゃありませんよ〜。ハンドルネームです)と一緒に。今帰ってきたばかりです。

山田洋次監督で吉永小百合が主演ということで大いに期待して観たのですが、残念ながら期待はずれでした。

戦争が背景となっているせいか、山田洋次監督らしい軽妙なユーモアがほとんど見られず、重苦しいのが最大の難点。反戦をテーマにしているのはいいのですが、ちょっとど真ん中直球過ぎる気がします。私は『二十四の瞳』のような間接的な描き方の方が好きだなあ。反戦が前面に出すぎて、家族愛というのが後ろに引っ込んだ感じ。人の死で涙を誘うのも安直だし、最後の締めくくり方もイマイチな感が拭えません。

でも、吉永小百合は相変わらずキレイだった。あの年であんなにキレイなんて、あの人は化けもんですね。

【じっちゃんの誤読的評価:★★☆】
社長洋行記加山雄三の『若大将』シリーズと並ぶ東宝の看板シリーズだった森繁久彌の『社長』シリーズをご存知でしょうか。源氏鶏太の『三等重役』の映画化(1952年。この時は森繁は人事部長)に源流を発し、森繁が社長になった1956年の『へそくり社長』から始まるサラリーマン喜劇シリーズで、1970年まで29本(傍流も含めると40本)が製作されました。森繁久彌が社長役を務め、 加東大介、小林桂樹、三木のり平等が会社の幹部として脇を固めています。

私は子供の頃何本かリアルタイムで見ています。子供が率先して見に行くような映画ではないので、3本立て・4本立てが当たり前だった当時のこと(※)、他にお目当ての映画があってそのついでに見たのだと思います。
  ※ おにぎり持参で朝から晩まで映画館にいて、3本立ての映画を全部観て、
    さらにはお目当ての映画をもう一回観てたりしてたなあ。

そのシリーズのひとつである『サラリーマン清水港』をこの間NHK BSで放映していましたので「これは懐かしい」と録画して観ました。Wikipediaの記事によれば、この作品は社長シリーズの本流ではなく傍流に位置づけられるようです。ちなみに冒頭の写真はこの映画のものではなく、『社長』シリーズのひとつ『社長洋行記』のポスター。『サラリーマン清水港』のものが見つからなかったのでこれで代用しました。

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/ 東宝(2005/08/26)
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ご存知・林芙美子の名作を成瀬巳喜男監督が高峰秀子主演で映画化した作品。森光子が舞台でロングランを続けていることでも有名ですよね。

私、主演の高峰秀子の大ファンなんです。若い頃名画座で『二十四の瞳』を見て大感激し、ファンレターを送ったこともあります(汗

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どろろ
話題の映画『どろろ』を娘2人と観てきました。原作はご存知・手塚治虫の同名の妖怪時代劇。百鬼丸とどろろのコンビが妖怪を退治していく物語です。今年の邦画はなぜか妖怪・幽霊もののラッシュでこの後『ゲゲゲの鬼太郎』や『蟲師』の実写版が待っています。

『どろろ』では主人公・百鬼丸を妻夫木聡が、どろろを柴咲コウが演じています。その他中井貴一や原田芳雄といった重鎮や、瑛太(TVドラマ『のだめカンタービレ』の峰龍太郎役)や劇団ひとりなど話題性のある役者が脇を固めています。

この映画の評価について結論を先に言ってしまうと、荒っぽいけど勢いがあって楽しい映画でした。かつての(今でも?)香港映画のような生きのよさを感じました。日本映画もようやく昔の生きのよさをある程度取り戻したように思われ、感慨深いものがあります。


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武士の一分

『武士の一分』観てまいりました。嫁さんと長女が一緒です。

主演のキムタクは熱演でしたし、演技力も大したものですが、全体的な印象はイマイチ。何かチンピラっぽくて、人間的な厚みが感じられません。時代劇には向かない気がいたしました。

初めて見る檀れいさんはよかったです。きれいだし、清楚だし、甲斐甲斐しくも凛々しい武士の女房役にぴったり。

ストーリーは小粒ですね。スケールの大きな話を期待していると肩透かしをくらいます。結末は山田洋次監督おとくいの・・・・オットット、ネタバレになるところでした。私は好きな終わり方です。

【じっちゃんの評価:★★★】
歴史は夜作られる
 ◆映画のデータ◆
  原 題:History Is Made at Night
  製作国:アメリカ
  公開年:1937年
  監 督:フランク・ボーゼージ
  出 演:シャルル・ボワイエ、ジーン・アーサー他



この週末に日本映画の『雨月物語』(1953年)とアメリカ映画の『歴史は夜作られる』(1937年)をビデオで観ました。

前者は日本の誇る世界の巨匠・溝口健二の代表作ですが、僕には正直そのよさがわかりませんでした。これまた名作中の名作と言われる黒澤明の『羅生門』を見たときと同じ戸惑いを覚えました。ともにベネチア映画祭の受賞作というのも、ぼくの違和感へとつながるものがあるかもしれません。

見る目がないと言われれば返すことばはありませんが、これを評価する人と僕とでは映画に求めるものが違うのでしょう。美しい映像とか優れた日本的様式美と言われれば、確かにそうかなとは思いますし、外国人がこれを見て衝撃を受けるのもわかるような気がします。しかし、僕が映画に第一に求めるのはそういうものではなく、エンターテインメント性であり、その点『羅生門』も『雨月物語』も僕のこころには響きませんでした。

その点その後で観た『歴史は夜作られる』は芸術性のほとんどない娯楽映画ですが、エンターテインメントとして大いに楽しめました。
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最近近所にシネコンができたので家族で映画に行く機会が増えました。日本映画界のためにも、家族の幸せのためにも大変いいことであると私は思うのであります。(と、なぜか演説調)

しかも、完全予約制なので確実に座れるのがいいです。さらにさらに、インターネットからだと座席指定までできるのでとっても便利。

今日は嫁さんと上の娘を連れて話題作『花田少年史』を見に行きました。
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スタジオ・ジブリの最新作『ゲド戦記』を見てきました。

インターネットで、既に観た方の感想を見るとイマイチ評判がよくないのでどうかなあと思っていたのですが、そのために過大な期待を抱かなかったのもよかったのかもしれません、とても面白く見ることができました。

とにかく展開がスピーディで一秒たりともあきさせません。意図的なのかどうなのか(前者だとは思うのですが)舞台設定や人物に関する説明を極力抑えているため、「この人誰?」「これいったい何?」「これどういう意味?」と頭の中が?マークで一杯になり、ミステリアスな興趣が盛り上がります。最後の方は別として、こんなに先の展開が読めない映画は珍しいです。

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◆映画のデータ◆
  製作年: 1956年(昭和31年)
  製作国: 日本
  配 給: ?
  監 督: 内田吐夢
  出 演: 片岡千恵蔵、月形龍之介、高千穂ひづる
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じっちゃんの選ぶ日本映画ベスト10に入る名作『飢餓海峡』(『砂の器』と並びミステリ映画の2大名作です。ホント、ほれぼれするようないい映画です)の名匠・内田吐夢の時代劇。

代官の圧政に耐えかねた農民が反乱を起こすって話です。どうも、ウィリアム・テルを換骨奪胎しているようで、ウィリアム・テルのあの有名なシーンとそっくり同じシーンが出てきます。んでもって、主人公の猟師(片岡千恵蔵)の名前が照蔵(^_^;

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日本映画最新最大の話題作『日本沈没』を家族と観てきました。

観どころの災害シーンは前作からの特撮技術の進歩が感じられるすばらしさ。自衛隊や消防庁の全面的協力もあってリアリティ満点に仕上がっています。

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