F.W.クロフツ, 井上 勇 / 東京創元社
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先だって、クイーン、ヴァン・ダイン、クリスティー、カーに訣別を告げたのでありますが、黄金期の巨匠としてはクロフツも忘れてはなりません。ただ、クロフツは最初に読んだ
『樽』
の印象があまりよくなく(これはかなり若い頃に読んだというせいもあるかも知れません)、他には
『フレンチ警部最大の事件』
しか読んでいませんでした。
で、クイーン、ヴァン・ダイン、クリスティー、カーに訣別したのを契機に「クロフツはどうか?」ということで積ン読本の中からこの『ポンスン事件』を選んで読んだ次第です。この本全く魅力の感じられないタイトルということもあって、これまで読む気がおこりませんでした。
でも、こうして読んでみると・・・・これはイケます! 1921年の作品でさすがに古さを感じるところもありますが、そんなのどこかに吹き飛ぶような面白さです。
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