Recent entries
2008/07/28 (Mon) 妃は船を沈める
2008/06/21 (Sat) 百年の誤読
2008/02/24 (Sun) 母べえ

Selected category
All entries of this category were displayed below.



この本、5日前に読み終えていて早く感想を書きたくてうずうずしてたんですが、京都ネタが詰まっていたので、なかなか書くことができず、京都ネタが終わった今ようやく書けました。

『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』で注目の作家・海堂尊の3作目にして最新作。前作からわずか2ヶ月で新作を出すわけで「大丈夫?」って思っちゃいますが、作者によれば「昨年の秋には、原型になる長篇が一応完成していました。それに大幅に加筆修正を行って、今回の作品が完成したんです」とのことです。つまりは『チーム・バチスタの栄光』が出る前には原型が完成してたってことですね。それなら、この出版の早さは納得できます。

前2作とタイトルのつけ方は違うし、登場人物は違うしで、別シリーズなのかなと思ってしまいますが、ご心配なく。白鳥はちゃんと出てきます。しかも、前2作では登場人物の会話にしか登場していなかった、最強の部下"氷姫"とともに。でも、白鳥、なぜか皮膚科の医者してるんですよね。その謎については是非本作をお読みください。

白鳥は出てきますが、主人公(語り手)は愚痴外来の田口先生ではなくて、同じ東城大学医学部の学生・天馬大吉。舞台も東城大学ではなく、前2作でも出てきた、東城大学とも関係の深い桜宮病院。ひょんなことから天馬大吉が桜宮病院に潜入して内情を調査することになることから物語は始まります。

読み終わっての感想は、いや〜ここまでやるかって感じ。いえ、白鳥がじゃなくて、作者が。何か、ぶっ飛んじゃってます。
.... 続きを読む

アマゾンに予約していた『螺鈿迷宮』が本日届きました。

『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』の海堂尊の新作で、アマゾンが予約を受け付け始めた時にすぐ予約しました。それくらいこの作者には期待してるんですよね。『ナイチンゲールの沈黙』は正直イマイチだったけれど、この作者は登場人物のキャラ作りが抜群だし、物語作りもうまいので、このあとどんどん大物になっていくのではないかという予感がします。

この『螺鈿迷宮』は前二作にも出てきた桜宮病院が舞台みたいです。主人公は田口医師ではなく、同じく東城大学の医学生・天馬大吉。あの白鳥も出てくるみたいですよ。でもなぜか皮膚科の医師。どういうこと?

それからあの白鳥の部下の"氷姫"がついに登場するそうです。本が届くまで知らなかった。楽しみ〜。即刻読まなくちゃ。(今読んでる本はど〜なる!?)

『このミス!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』で華々しくデビューした海堂尊の受賞後第一作。

前作『チーム・バチスタ』の続編であり、舞台は同じ東城大学医学部付属病院、登場人物も不定愁訴外来担当・田口講師、厚生労働省の役人・白鳥の名コンビを初めとして、前回の主要登場人物が勢ぞろいする(前回の事件で舞台を去った人は除く)。となれば、前作がめちゃくちゃおもしろかった(★★★★!)だけに、期待は高まります。

このシリーズの面白さの要素はいろいろあるけれど、何と言っても筆頭は登場人物のキャラ。ワトソン役だがちゃんと役にも立つ田口講師、狸おやじだがいざというときには頼りになる高階病院長、老獪でこれも頼りになるベテラン看護師・藤原さん、中には敵役もいるけどどこか憎めない個性豊かな(助)教授の面々。

そして何と行っても名探偵役の厚生省役人・白鳥。これが、相当の奇人変人かつ愛すべきキャラ。奇人変人で愛すべきキャラといえば京極堂シリーズの榎木津名探偵や奥田英朗『イン・ザ・プール』他の伊良部医師がすぐに思い浮かびます。白鳥は奇人変人ぶりではさすがにあの榎木津には一歩を譲るものの、伊良部とはいい勝負。"愛すべき"という点ではひょっとしたら3人の中でも一番かも知れません。

ね、これ聞いただけでも読みたくなるでしょ?
.... 続きを読む

| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2008 じっちゃんの誤読日記, All rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー 1GB!FC2ブログ