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三津田 信三 / 講談社(2001/08)
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『厭魅の如き憑くもの』ですっかりお気に入り作家となった三津田信三さん・・・・と言いながら、『厭魅』を読んでから早くも1年近くが経っていますが(;^_^A  『厭魅』以降も既に数作が発表されており、その中には『厭魅』の続編もあります。そちらも気にはかかるのですが、今回はそちらではなく処女作の方に取り組んでみました。というのも、私はある作家が気に入るとその処女作から順番に読みたくなるんですよね。

『厭魅』はホラーと本格ミステリを融合した傑作でしたが、この『ホラー作家の棲む家』は純粋なホラー。もっともこの作者のことですから、ミステリ的要素もふんだんに盛り込まれておりミステリファンでも楽しめる内容となっています。例えば、ある有名作品の有名トリックがさりげなく(あからさまに?)取り込まれていてにやりとさせられます。

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9/5に予告編を出した『厭魅の如き憑くもの』のレビュー本編です。

舞台は、古い因習の残る山間の閉鎖的な村。....とこう書いただけでミステリファンの方は、ははーん、横溝正史的おどろおどろしい世界と物語展開を想像されるのではないでしょうか? でも、この作品はそうした読者の予断をいい意味で裏切ってくれます。

その村では神隠しや憑き物が頻繁に発生し、憑き物落し専門の巫女までいます。こう書くと、引いてしまう方もあるかもしれません。私もそうでした。最初のうちは、読みながら「嘘くせー、リアリティなーい」と正直ちょっぴりうんざりしました。でも、作者は民俗学の知識を駆使して(その博識ぶりはすごい)そこにリアリティーを与えていきます。その作者の工夫と筆力に加え、その"嘘くさい"雰囲気にもなじんできたのでしょう、私はいつしか作品世界に引きずり込まれていました。

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これ、北海道出張の際に読み始めた本です。ようやく読み終わりました。ってことは6日かかったってことです。それにはいくつか事情がありまして...、ってそんなこと説明しても意味ないので(と言いながら、よくやってますが(;^_^A )、本題に入りましょう。

この作家は初めてです。なんだか古臭い名前なので今までなんとく敬遠していましたが、あるブログで激賞していたのを見て読んでみることにしました。

題名からも伺えますが、ホラーとミステリを融合した作品という触れ込み。けっ、そんなのってホラーかミステリかどっちかが中途半端になるだけだぜ、とハードボイルド、ないしは裕次郎風にキメた私でありますが...。 (つづく)

P.S.
この作品は拾い物でした。ていうかすごいです。久々に衝撃を受けました。ってわけで、軽々しくは紹介できないので、もっかい読み返してから紹介したいと思います。ってわけで、紹介できるのは早くても今週末になると思います。ってわけで、今日は予告編でした。

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