帯の文句がうまいよね(or ずるいよね)。「正直言って、自信作です。」だもんな。島田ファンならざるとも手が伸びるではないか。ましてや島田ファン(というより御手洗潔ものファンかな)の僕としては。
この作品は誘拐ものだ。で、誘拐もののキモは何といっても身代金の受け取り法だ。警察が厳重に警戒する中犯人はいかに警察を出し抜いて身代金を手にするか。
誘拐ものの傑作は数多い。
黒澤明の映画『天国と地獄』
(こういう仕掛けは映像の方が強いよね)
R・ジェサップの『摩天楼の身代金』
(この方法はホント独創的。スゴイ! 実際に応用できそう)
天童真の『大誘拐』
(誘拐ものというよりミステリにおける奇跡の大傑作)
岡嶋二人の『99%の誘拐』
(現代的!)
どれも身代金授受のアイデアが独創的、そしてどれもが大傑作。
それから身代金の授受がどうだったか覚えていないけど
トニー・ケンリックの『リリアンと悪党ども』
、これも誘拐ものの大傑作です(アイデアもすごいし、ハラハラドキドキのストーリー展開と腹を抱えて笑えるユーモアの合体がスゴイ)。
で『帝都衛星軌道』はどうか。
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