
Jeffrey Archer / St Martins Mass Market Paper(2006/11/28)
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名画を巡るミステリというとどうしても『ダ・ヴィンチ・コード』を思い浮かべてしまいますが、『ダ・ヴィンチ・コード』が絵画自身とその背景に潜む謎を核としたミステリだったのに対し、こちらはそうではなく、ゴッホの名画「耳を切った自画像」(写真後掲)を巡る争奪戦をテーマにしたミステリになっています。
主人公はあの世界的美術オークションハウス・サザビーズを辞めたばかりの若き女性美術コンサルタント・アンナ。これに対する敵役は悪徳銀行家フェンストン。フェンストンが「耳を切った自画像」の持ち主から汚い手で名画を奪い取るのをアンナが防ごうとします。
二人の攻防戦はニューヨークを基点にロンドン、ブカレスト、モスクワ、そして東京(!)と世界狭しと繰り広げられます。そこにアンナを狙う女殺し屋クランツ、フェンストンの悪行を暴こうとしてアンナを追いかけるFBI捜査官ジャックが絡んでサスペンスを盛り上げます。
さて、東京が出るからには日本人の登場人物もと期待しちゃいますよね(一方でヘンな奴が出てこないかという心配もありますが)。
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