プロフィール

じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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母べえ

母べえ
話題の『母べえ』を観てきました。家内と次女・うめこ(本名じゃありませんよ~。ハンドルネームです)と一緒に。今帰ってきたばかりです。

山田洋次監督で吉永小百合が主演ということで大いに期待して観たのですが、残念ながら期待はずれでした。

戦争が背景となっているせいか、山田洋次監督らしい軽妙なユーモアがほとんど見られず、重苦しいのが最大の難点。反戦をテーマにしているのはいいのですが、ちょっとど真ん中直球過ぎる気がします。私は『二十四の瞳』のような間接的な描き方の方が好きだなあ。反戦が前面に出すぎて、家族愛というのが後ろに引っ込んだ感じ。人の死で涙を誘うのも安直だし、最後の締めくくり方もイマイチな感が拭えません。

でも、吉永小百合は相変わらずキレイだった。あの年であんなにキレイなんて、あの人は化けもんですね。

【じっちゃんの誤読的評価:★★☆】
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作者の最高傑作!?~『ラットマン』


道尾 秀介
Amazonランキング:2374位
Amazonおすすめ度:


いきなり言ってしまいますが、この作品、私は作者のこれまでのところの最高傑作だと思います。

作者のストーリーテリングのうまさにはいつも舌を巻きます。この作品も例外ではありません。それだけで一個のミニミステリを構成するような、遊び心満載の導入部分。それでまずがっちりとハートをわしづかみにされ、あとは現在と過去を行きつ戻りつするミステリアスでサスペンスフルな展開にページを繰るのが止まらなくなります。事件が起きるまでの前半部、ゆっくりじわじわと腹の下の方から不安と恐怖を掻き立てていく作者の手腕も見事です。

やがて事件が起き、そこから物語のスピードが増し、心地よいリズムで結末へとなだれ込んでいきます。そして、すべての真相が明らかになった時、私は愕然・驚嘆・呆然となりました。こういう騙し方があったのかと。だからラットマンなんだと。

スゴイのは、そのラットマンが二層にも三層にも仕掛けられていること。事件の真相、物語の構図、過去と現在、登場人物と読者・・・。

他の作品にはまま見られた無理や破綻もこの作品には全くない上に物語の面白さ、ミステリとしての仕掛けも申し分なく、冒頭にも書いたように、これまでのところの作者の最高傑作といっていい仕上がりになっています。

唯一の不満は冒頭のミニミステリのその後の扱いくらいでしょうか。

【じっちゃんの誤読的評価:★★★★☆】

再開宣言?

休筆宣言から1ヵ月が経ち、1ヵ月更新されないと現れる広告も跋扈し始めました(;^_^ A

ということで、ぼちぼちとブログを再開したいと思います。でも本格的な再開になるかどうかは本人も分からないので、ひっそりとね。再開第一回はアマゾンやMixiにも載せた本のレビューの再掲から。

ということで、休筆時に「再開したらごひいきいただいた皆様方には改めてご連絡いたします」とお約束しましたが、それもなしということでお許しいただきたく。
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