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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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少年のオキテ


この本は、おもろい書評に加えて管理人様の「おばか日記」が楽しい『ひさきゅ~読書日記』でご紹介いただきました。

この本のよさはひさきゅ~さんの書評で言い尽くされていますので、それに屋上屋を重ねることもないのですが、元少女と元少年では若干見方が違うところもあるだろうと思うのであえて書かせていただきます。

まず、違い第一弾! ひさきゅ~さんが掲載されている画像はハードカバーのジャケットですが、こちらは、じゃ~ん、文庫本のジャケット(;^_^A  こちらもなかなか悪くはありません。でも、やっぱハードカバーの方が本のテーマに合ってるかな。ということで、ここはひさきゅ~さんの勝ち!(って、勝負かよっ!←むなしいひとり突っ込み)

この本は2部構成になっていて、第一部が大人に関するさまざまなことについてハラダ少年の抱いた疑問を書く「少年ギモン編」、第二部が少年の犯すべからざるオキテ(カタカナでないといけない)を書く「少年オキテ編」。

少年ギモン編は「大人は何故飲む?」「何故二人きりになりたかるのか?」など15話、少年オキテ編は「すぐにその気になるべし」「秘密基地を作るべし」など7話、合計22話からなっています。どのお話も爆笑、共感、懐かしさの嵐が吹きあれます。

まず「共感編」から。

------------------------------------------------------------
①パンツの価値
「最近パンツの価値が下がっている」・・・「何故パンツなのか」の冒頭でいきなりハラダは宣言します。インパクトのある出だしで、掴みとして抜群にうまい。そもそも「パンツ」だけでも元少年にはインパクトがあるのに、「"パンツの価値"って、えっ?えっ?」「しかもそれが"下がっている"とは、えっ?えっ?」となり、すぐにもその先を読みたくなるではありませんか。

ハラダがいう「パンツの価値」とは、男の方には想像がつくでしょうが、もちろんパンツ(もちろん女性の)そのものの価値ではなく、パンツのチラリズム(この言葉も廃れかかっている?)の価値が下がっているという意味です。

ハラダは言う。昔は女性のパンツの価値はものすごく高く、「(春の風に)若き乙女のスカートがばばっとめくれて白いパンツがちらりとでも見えようものなら、子供大人にかかわらず世の男性諸氏は『おおおッ!』と過剰に反応し、『生きててよかった!」という思いを強くしたものである。」

まったくその通り(共感)。

しかし、それがジュリアナのお立ち台(<=もはや、なつかし~)で若い女性たちが競うようにしてパンツを見せまくったことを契機に、若い女性がパンツを見せることへの羞恥心をなくし、その結果としてチラリズムの価値が下がったとハラダは言います。

これもまずまずその通りでしょうか。羞恥心のないチラリズムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんですから。

そこからハラダの話は当時世の小学校を席巻したスカートめくりへと進みます。

ハラダは『ハレンチ学園』(なつかし~!)がスカートめくり流行の発端だと言っていますが、これは明らかにおかしい。『ハレンチ学園』以前からスカートめくりは流行しており(<=時代の証言)、『ハレンチ学園』はその流行を取り上げたに過ぎません。もっとも『ハレンチ学園』によってスカートめくりがよりメジャーになったことは確かです。

羞恥心の強いハラダは、周囲がスカートめくりに興じている中、どうしても自分はスカートめくりができません。これにも共感。私もそうでしたから。ハラダは最後にはスカートめくりを敢行するのですが、私は最後までできませんでした(<=記憶違いの可能性あり)。その代わり、もっと卑怯な方法で私はチラリズムを楽しんでました。

忘れもしない小学校5年生の時です。敢行するのは教室のお掃除の時です。机や椅子を片隅にかたして、床に雑巾がけをする時です。こう書けば、勘のいい方はハハ~ンとなるのではないでしょうか。

ピンポ~ン! その通り。雑巾がけをしながら(もちろん四つんばい状態)、目をつけた女の子のそばを駆け抜け、下方からその女の子のスカートの中をのぞくのです。

きゃ~、恥ずかしい! 卑怯! これを大人になってからやると、植草教授のようにお縄になってしまいます。

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パンツの話で盛り上がって、思わず長くなってしまいました。今日はここら辺で切り上げて、つづきはまた書きます。

(次回へつづく)

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COMMENT

うちのブログのご紹介をしていただいて、ありがとうございます!
 じっちゃんさんの 『少年のオキテ』 のレビューが読めてうれしいです♪

パンツの話、元の話もおもしろかったのですが、
じっちゃんさんの話もおもしろい!
続きを楽しみにしてます。

ひさきゅ~さん、いらっしゃ~い。
>うちのブログのご紹介をしていただいて、ありがとうございます!
いえいえ、ブログ者同士連帯するです。
>じっちゃんさんの 『少年のオキテ』 のレビューが読めてうれしいです♪
そういっていただけるとうれしいです。
>パンツの話、元の話もおもしろかったのですが、
>じっちゃんさんの話もおもしろい!
ますますうれしいです。
>続きを楽しみにしてます。
さらにさらにうれしいです。

おもしろそうな本ですね。ひさきゅーさんのところにも行って見ました。こちらもおもしろいブログでしたねえ。

結婚して子どもを身ごもったとき、
はじめて産婦人科に行って、とても恥ずかしく、みじめな気持ちがしてしまい、ついてきてくれた夫にすがって大泣きしたことを思い出しました。

なんかつながらないって?つまり、そのとき、「ああ、女はこういう経験をしないと子どもを産めない訳で、だんだん恥じらいをなくしていくのもしかたのないことだなあ」と思ったのです。

たしかに物心ついたときから「恥ずかしい」は持っていたのに、みんな、どこで落としてくるのでしょうね。

おむすびさん、いらっしゃい。
>おもしろそうな本ですね。
でしょ。気軽に読めますんで、よろしければぜひ。
>ひさきゅーさんのところにも行って見ました。
>こちらもおもしろいブログでしたねえ。
でしょ。私どもとともにごひいきを。

産婦人科の話。うちの家内も同じような思いをしたのかなぁ。
そこまで思いを馳せなかった。
たしかに「恥ずかしさ」というものに対する耐性が
強くならないと人間長く生きていけないんでしょうね。

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