プロフィール

じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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グレッグ・ルッカの『守護者』(


『耽溺者』が「2005年度本の雑誌が選ぶおすすめ文庫のベスト10」の2位に選ばれるなど(※)何かと評判なグレッグ・ルッカは以前から気になっていましたが、ようやく読むことができました。ただし、今さら翻訳を読むのもシャクなので原書で読んでみました。

※最新情報によれば、今年出版の『逸脱者』も2006年度版の6位に選ばれています。

このシリーズはAtticus Kodiakというボディガードを主人公とするハードボイルド。ボディガードを主人公とするミステリというのは、ありそでなさそで、少なくとも私が読むのは初めて(映画ではありましたよね)。この作品では、中絶反対派から嫌がらせを受けている女性産科医のボディガードを引き受けます。

で、読み終わった感想は、う~んイマイチです。

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最大の難点は登場人物の造形。

Kodiakと私立探偵のBridgettを除いて、まったくキャラが立っていません。そのため、仲間のボディーガードや刑事たちに魅力が感じられないのは、ハードボイルドとしては致命的です。Kodiakがすぐカッとなって我を忘れるというのもプロのボディガードとしていかがなものでしょうか。

敵役の中絶反対運動家にも凄みがありません。産科医への攻撃の仕方も頭悪いです。そんなのにやられちゃっているAtticus Kodiakたちボディガードもちょっと頼りないです。それともボディガードってこんなもんなんでしょうか。

Kodiakを取り巻く女性陣、Alison(恋人)とBridgett(行動を共にする私立探偵)との関係も私には不自然に感じられました。

謎も底が浅く、ストーリー展開も平板で、ワクワクするものがありません。二度あるクライマックス(クライアントのFeliceが公演中に彼女を警護するシーン、そしてラスト)もいまひとつ迫力に欠け、拍子抜けです。

2ヶ月もかけて読んだのにやれやれです( p_q)シクシク

【じっちゃんの誤読日記:★】

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