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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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映画『明日の記憶』

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じっちゃんの評価:★★
映画『明日の記憶』を家族と見に行ってきました。原作がよかったし、公開前の宣伝番組の内容もよかったので大いに期待していました。見終わってみて、正直なところを言うと、全体的な出来は悪くはないものの不満も残りました。期待が大きすぎたのかもしれません。

----以下ネタバレがありますので映画を見ていない方、原作を読んでいない方は注意してください----

最大の不満は原作でとても印象的だったラストの処理です。原作では妻の枝実子(樋口可南子)がにこっと笑って終わるところを映画では彼女が泣いてしまうため、かえって観ている方は泣けなくなってしまいます(渡辺謙の表情も深刻過ぎます)。また、余韻を残すためでしょうが、その後2人(佐伯=渡辺謙と枝実子)が山の中を歩くシーンを長々と続けるのも逆効果に思えました。原作のラストを読んだ時の、胸がぞわぞわっとするような感動を映画では味わえなかったのが残念です。

他にも、娘の梨恵が父親の不調に全く気づく様子がないこと、佐伯の会社の重要顧客・ギガフォースの河村課長の佐伯"いじめ"に迫力がないこと(そのため最後に見せる河村課長の友情が胸に迫ってきません)、説明不足でわかりにくいシーンがいくつかあったこと(例えば陶芸の先生=木梨憲武の裏切りシーン。裏切りなのか単なる勘違いなのかわかりにくく、したがって佐伯の受けたであろうショックが胸に迫ってきません。現に一緒に見た家族はあのシーンの意味がよくわからなかったとのこと)など不満がいくつか残る内容でした。

ただ、病気を知った佐伯の苦悩は原作よりもよく伝わってきました。その苦悩に向き合う医師を及川光博が好演していて、自暴自棄になりかかった主人公に対峙するシーンは印象的でした。主人公のかっての陶芸の先生役の大滝秀治の演技もさすがで、迫真の演技とはこういうのを言うんだろうなと感心しました。樋口可南子も好演で、こんな人が嫁さんだったら幸せだろうなあとちょっと主人公がうらやましくなりました。

※原作を読んでいると、どうしても原作と比較してしまいます。原作を読んでいなかった方がより素直に感動できたかも。

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