プロフィール

じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
管理者ページ

カテゴリ

openclose

お気に入りブログ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

英単語猛特訓中(その4:語呂法の巻・後編)

英検1級受験日まであと約1週間となりました。今回も受験勉強の様子(の一部)をご紹介しましょう。

★★前回までのあらすじ★★
英検1級合格の最大のポイントである語彙力増強中のじっちゃんは、なかなか増えない語彙に危機感を覚え、これまで封じていた秘技・語源法の封印を解いたのだった。その効果に気をよくしたじっちゃんは、続いてもうひとつの秘技・語呂法にも触手を伸ばす。じっちゃんにその決断をさせた最強の英単語語呂本とは??!
★★★★★★★★★★★★

前回も書いたように、私が語呂法に積極的でなかった理由のひとつは英検1級レベルの単語を扱った語呂本がなかったからです。ところが、それは私の思い込みでした。あったんです、そういう語呂本が。英検1級攻略法についてネットをググっているうちに偶然発見しました。その本というのがコレ!


ゴロあわせ合格英単Vワード
上級編 (1995/11)  完結編 (1996/02)
TKOプロジェクト / 中経出版 
各¥ 1,020

『ゴロあわせ合格英単Vワード』というのはシリーズになっていて、入門編、基本編、必修編、上級編、完結編の5編が出ています。このうちの上級編、完結編が英検1級クラスの難解単語を扱っているのです。そのレベルの高さたるや、大学受験のレベルを超えているのではと思われるくらいです。このように基礎的な単語から難解な単語までを網羅的に扱っている語呂本はこれだけで、非常に貴重な存在です。語呂の質もいいので、英単語語呂本の決定版と言っていいでしょう。

--------------------
そして、出版社が違いますがこのシリーズの続編として『ゴロで覚えるV英単語1200―大学受験』が出ています(下写真)。この本は『ゴロあわせ合格英単Vワード』シリーズの落穂拾い的な本で、基礎的な単語から難解な単語まで玉石混交になっています。ちなみに各編でダブっている単語はありません(実際にはいくつかありますが、それは例外といっていいでしょう)。

ゴロで覚えるV英単語1200―大学受験
TKOプロジェクト / KKベストセラーズ
¥ 1,500

これまで語呂法に手が伸びなかったもうひとつの理由に「語呂がイマイチ」というのもあったのですが、その点このシリーズのできはなかなかよく、十分合格点があげられます。

さて、語呂法が最大の効果を発揮するためには以下の条件をクリアする必要があります。

 ①語呂合わせされた日本語ができるだけ自然な日本語であること。
   ※年代で言えば、「794→泣くよ」、「1192→いい国」に相当。
 ②その日本語から、元の英単語が容易に連想されなければならない。

これはなかなか厳しい条件です。これをこのシリーズはある程度クリアしています。次にいくつかいい例を挙げましょう。(以下下線が語呂合わせの部分、太字が英単語の意味)

  amass(蓄える) ⇒ [語呂]余すほど蓄える
  fringe(周辺) ⇒ [語呂]不倫時周辺を気にする
  evanescent(束の間の) ⇒ [語呂]「えぇわね、銭湯」つかの間の休息
  dingy(薄汚い) ⇒ [語呂]人事のやり方は薄汚い

最後のやつなんか意味深で奥が深そうです。さて、いい例もあれば悪い例もあるわけで、次にはそんなトホホな語呂を紹介しましょう。

  promulgate(を公表する) ⇒ [語呂]プロ、マル芸とされたのを公表する
    ※「プロ」とは大道芸人のことで、「マル芸」とは客から「いい芸」と評価されたもの
      だとの由。それぞれがこじ付けが過ぎるのと、「公表する」との結びつきも希薄。
  desultory(とりとめのない) ⇒ [語呂]で、サルとリーとりとめのない話をしてるって?
    ※サルと人間が話をするのかよっ!? しかも、リーって誰?
  referendum(国民投票) ⇒ [語呂]理触れん、ダムの是非は国民投票
    ※「理触れん」は「理屈はもういいから」という意味らしいがちょっと無理。
  retribution(天罰) ⇒ [語呂]霊取り武将天罰
    ※まず「霊取り武将」の意味がよくわかりません。「大量殺人を繰り返し、霊取
      り武将と呼ばれた織田信長」とのことですが、でたらめな解説でついていけ
      ません。

ところが、トホホだからこそ印象に残って覚えてしまうものもあるから世の中奥が深い。今あげた"desultory"もそのひとつで、「サルとリー」がもう耳について離れません(;^_^A  その他にも・・・・。

  eulogize(褒め称える) ⇒ [語呂]ユーロじゃ伊豆褒め称える
    ※なんで「ユーロ」が「伊豆」をほめるのかさっぱりわかりませんが・・・・。
  temerity(無鉄砲) ⇒ [語呂]「てめえ、リッチー!」無鉄砲な喧嘩
    ※「リッチー」って誰?

などなど。

語呂本を使ってやっているうちに私も語呂を作るコツがちょっとわかってきていくつか作ってみました。いくつかご紹介しましょう。

  clairvoyant(千里眼の) ⇒ [語呂]「これはぼやんと見えてきました」と千里眼の
  despondent(落胆する) ⇒ [語呂]「で、すっぽん出んと?」落胆する
  empirical(経験的な、経験主義の) ⇒ [語呂]「えーん(泣)、ピリ辛だ」経験
     的に
知る子ども
  jubilant(歓喜する) ⇒ [語呂]ジュビロの勝利に歓喜する
  odious(嫌な、いやらしい) ⇒ [語呂]おいでやす嫌な客にもにっこりと
  sagacity(賢明) ⇒ [語呂]佐賀シティーにいる賢明な人

"clairvoyant"を除きこれらの単語は『ゴロあわせ合格英単Vワード』にも載っていて、以下のような語呂になっています。

  empirical(経験的な、経験主義の) ⇒ [語呂]「縁、『ピリッ!』から」とは経験主義の
    ※松田聖子の「ピピピッ」から来たらしいですが・・・・
  despond(落胆) ⇒ [語呂]デス・ポンド落胆する
    ※「デス・ポンド」ってポンド(英国通貨)の暴落のことらしいです。
  jubilant(歓喜する) ⇒ [語呂]自由日、乱闘歓喜した
    ※「自由日」って何?
  odious(嫌な、いやらしい) ⇒ [語呂]王子はすごくいやらしい
  sagacity(賢明) ⇒ [語呂]探していた賢明さ

私は自作の方が優れていると思っているのですが、どうでしょうか? 最後の"sagacity"は『ゴロあわせ合格英単Vワード』の方がスマートに見えますが、「サルとリー」的突っ込みどころ満載(「何で佐賀なんだ」「佐賀"シティー"っていったい何?」)の自作の方が覚えやすいんですよね♪ う~ん、やっぱ語呂法は奥が深いです。

こうして『ゴロあわせ合格英単Vワード』シリーズがすっかり気に入った私は入門編、基本編、必修編も買って高校生の娘にあげたのですが、おかげさまで娘にも大好評です。

スポンサーサイト

COMMENT

きっとお笑い要素があると思い、絶対笑わずに読んでみようと思ってましたが、
「これはぼやんと・・・」の所でお茶、噴いてしまいました(笑)
面白いですねー。
でも、絶対忘れそうにありません(笑)

陽菜さん、おはようございます!
笑っていただけてうれしいです。
>でも、絶対忘れそうにありません
でしょ、でしょ。
語呂法のいい点のひとつですね。

語呂の本があるんですね~

ピットママなどはdifficult と differentでも間違えますので
cultの「か」難しいの「か」で覚えてみました
だけどdifferentの違うという意味の方が覚えられない・・・・
まったく初歩過ぎますね (≧▽≦)
その点、じっちゃん様のは初めてみる単語ばかりです~
一級って凄いんですね!ご尊敬申し上げます

Well, good luck, じっちゃん様!

ピットママさん、こんにちは。

ピットママさんが単語を覚えるのに苦労されていると聞いて共感覚えます。
基礎的単語であろうが、難解単語であろうが覚える大変さは同じですもん。
なんせ両者の違いというのは使われる頻度の違いだけなんですから。

Here's to your and my success!

拍手!拍手!

先に自分のブログへのコメント返しでほめてしまいましたが、
やっぱ書き残さなきゃ。
思わず拍手マークをクリックの私でした。
おもしろいねえ。ほんと。自分でもつくりたくなりましたよ。
いや、じっちゃん作の語呂のほうがぜったいいいって。忘れなさそうです。そうやって楽しんでいるうちに覚えそうですね。
あともう少し。がんばれ~!(いつかあんまり知らないのに・・・ごめん。)

迫ってきましたねぇ・・・

語呂合わせ、面白く覚えられていいですね。
ご自分で作られると余計に覚えられますよね~!

英語を習いたての頃、 カタカナのふり仮名をつけるな、と言われました。
・・・で、 私は覚えにくい単語には発音記号を使ったりしてたのを思い出しました・・・。 
アァ、随分昔の事になってしまったぁ~~(笑)

語呂合わせは意味を覚えこむのには役立ちそうですが私の様に物忘れがひどくなると実際その単語を使いたい時に r だったか l だったか、 或いは、 v なのか b だったかしら、 という具合に発音を忘れてしまいそうです~~ (苦笑)

私も頑張れ~、じっちゃんさん、 と拍手にクリック!

まーめさん、おはようございます。
>自分でもつくりたくなりましたよ。
ただいま、英単語語呂クイズを計画中ですのでぜひチャレンジを。

>いや、じっちゃん作の語呂のほうがぜったいいいって。
ごっつぁんです!

>あともう少し。がんばれ~!
ありがとうございます。がんばりま~す!

>(いつかあんまり知らないのに・・・ごめん。)
6月10日で~す。今日も入れてあと4日です。

梓の小鳥さん、おはようございます。
ブログ、時々拝見しているんですが、コメントを残せずごめんなさい。
試験が終わったらたっぷりコメントさせていただきます。
でも6月10日を乗り切っても1ヵ月弱後に2次試験が待ってるんですよね~。

>英語を習いたての頃、 カタカナのふり仮名をつけるな、と言われました。
昔はそうでしたね。今もかな。でも私は今堂々とカタカナでやっております。
だって簡単だもん!

>r だったか l だったか、 或いは、 v なのか b だったかしら
これは私最大の悩みのひとつです。特にlとrはよくスペルミスをします。

>頑張れ~、じっちゃんさん
ありがとうございます。励まされます。

EDIT COMMENT

非公開コメント

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
全記事表示リンク
検索フォーム
コメント・TBについて

コメント・トラックバックをされる場合は注意事項をご覧ください。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。