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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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英検1級獲得のための戦略(3):英作文とスピーチ(その2)

☆6/26の記事「英検1級獲得のための戦略(2)」の続きです☆

英作文はこの分野における名著『英作文の修行』に頼ることにしました。では、スピーチはどうするか?

これについては英作文とスピーチについてのスタンスが決まったことからあまり悩みませんでした。

すなわち、英作文とスピーチについてのスタンスが「英作文を優先する」ですから、スピーチについての本格的な勉強は英作文の勉強が一通り終わってから。それまではスピーチの勉強はパッシブでよいということになります。

パッシブなスピーチの勉強というのであれば、非常にいい方法を知っています。

"DLS (Dynamic Listening and Speaking Method)"です。この方法はリスニングにも効果的で、というより、リスニング(=アウトプット)の勉強をスピーチ(=アウトプット)の勉強に橋渡しするものです。非常に優れた方法だと思います。

--------------------
この方法は、言うまでもなく僕が考えたものではありません。新崎隆子さんと高橋百合子さんという通訳のプロで通訳学校の先生である方が編み出したものです。

詳しい話はお二人の著書『眠った英語を呼び覚ます-DLS英語学習法のすすめ』を読んでいただくとして、ここでは簡単にその方法を披露することにしましょう。

この方法の根底にあるのはつまるところシャドーイングです。

なーんだと思われるかも知れません。それも無理はありません。今書店に行けば、英語学習コーナーにシャドーイングやリピーティングを紹介する本があふれていますから。

でも、この本の方式は一味違うんです。

ほら、シャドーイングってめちゃ難しいじゃないですか。しゃべる方に集中すると耳のほうがお留守になるし、聞く方に集中すると口が動かない。っていうか、それ以前にもう「無理」って感じ。

そこでこの本は提案します。「口に出さないでシャドーイングしたら」と。

口に出さないならシャドーイングじゃないじゃんって!? 厳密に言えば確かにそうですが、この本はシャドーイングの目的を二つ-インプット(リスニング)強化とアウトプット(スピーキング)強化に分けて考え、それぞれに適した方法でシャドーイングしようと提案しているのです。

で、目的がインプットならば、別に声に出さなくたっていいじゃんと。ここんとこが簡単なようで難しいコペルニクス的発想の転換ですね。

この方法を著者はサイレント・シャドーイングと呼びます。要するに声を出さずに、あるいはささやき声でシャドーイングするわけです。これだけでシャドーイングはかなりやさしくなります(といっても、簡単とまではいかないんですけど)。少なくとも何とかなるのではないかという気にはさせてくれます。

でも、それじゃただのリスニングと同じじゃんと思われるかも知れませんが、それが違うんです。リスニングでは原文の意味だけがわかればよいため必ずしも一語一句に集中しないのですが、サイレント・シャドーイングの場合は、サイレントとはいえ聞いた音を繰り返そうとするため、原文の一語一句を聞き逃すまいという意識が強くなり、普通のリスニングでは聞き流してしまうような単語(例えば冠詞)も聞き流さなくなりますし、単語の発音やアクセントにも注意が向くようになります。このように単なるリスニングとはレベルが一段違ってきます。

そして、サイレントシャドーイングがうまくいくようになったら、普通のシャドーイング(この本ではアクティブ・シャドーイングと呼んでいます)に移るわけです。その時には普通のシャドーイングも比較的容易にできるようになっている(はず)というしかけです。

そして究極に待っているのがリプロデューシングです。これは今シャドーイングをした文章を頭の中で咀嚼して、英語で同じ内容を繰り返すというものです。その時原文とまったく同じ表現にする必要はありません。同じ内容であれば別の言い方をしてもいいのです。というか、スピーキング力(というかスピーチ力)をつけるためには、自分なりの別の表現になっている方が好ましいことになります。そこがリピーティングとは異なる点です。

これらの方法すべてを合わせたもの、すなわち、
 サイレント・シャドーイング ⇒ アクティブ・シャドーイング ⇒ リプロデューシング
と進む方式を著者たちは"DLS "と呼んでいるわけです。

このやり方は、先ほども言ったように、リスニングからスピーキングに橋渡しをする優れたやり方だと思います。これまで独学で英語を勉強する人の最大の悩みはスピーキングの勉強法でしたが、DLSはその悩みを100%とまではいかなくともかなりの部分解決してくれます。

よって、この方法をスピーキング(スピーチの基礎)の勉強に用いることとします。

ところで、この方法には教材(原文)が必要です。それにも迷いはありませんでした。これも、かつて使ったことがある『速読速聴・英単語 Avanced 1000』(松本茂監修、Z会)です。

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今回も話が長くなってしまいました。また、疲れてもきましたのでこの辺でおしまいにし、続きは次回ということで...

★今日の話に出てきた本★

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