プロフィール

じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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久々に赤川次郎を読んでみた-『マリオネットの罠』


赤川 次郎 / 文藝春秋(2006/11)
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赤川次郎は初期の作品(『幽霊列車』や『三毛猫ホームズの推理』などはなかなか洒落た読ませる作品でした)を2、3読んで以来、その後の「粗製濫造」と言ってもいいあまりの多作ぶりにずっと敬遠して来たのですが、この作品は「傑作」と評価する人がおり、また初期の作品でもあることなどから久々に手に取ってみることにしました。

で、その結果は、カックン肩透かし。私は小粒ながら洒落た仕掛けであっと言わせるミステリを期待していて、最初のうちはベタな設定・ベタな展開ながら、その期待に沿っていたのですが、途中から物語がヘンな方に転がっていきます。まずはウールリッチ風サスペンス小説が展開されるのですが、設定がマンガチックでリアリティゼロなので、作者がサスペンスを盛り上げようとすればするほど白けていきます。そして、それに陰謀小説的要素が加わってきて、それがまた物語から見事なくらい浮いちゃってるんですよね。

最後にはお決まりの大どんでん返しが待っているのですが、そこで明かされる真相もあきれるばかりの真実味のなさ。あれもこれもそれも・・・・。そもそも、あんな動機でこんな犯罪を犯す人間がいるとは思えません。いえ、100%ないとは私も言い切れませんので、それならそれで、人間描写その他を工夫してその納得性を高めるべきでしょう。

もう2度と赤川次郎には手を出しません。

【じっちゃんの評価:★】
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COMMENT

赤川次郎氏の作品は実はまだ読んだことないんですよね。
じっちゃんさんの評価でさらに読む可能性は低くなりました(;´Д`)

シンさん、おはようございます。
赤川次郎の作品はファンも多いので、
好き嫌いは読む側の好みによるのでしょう。
僕は残念ながら肌が合わないようです。
シンさんの場合は一度読んでいただかないと
合うか合わないかわかりませんが、
ブログで拝見したシンさんの読書傾向や好みを拝察すると
ちょっと合わないかも知れませんね。

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