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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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4月上旬は粒よりだった。

4月上旬に読んだ本はハズレなし。どころか、どれも水準以上の面白さ。充実していた。

『まんまるわるつ ぷくぷくほっぺの巻(1)』(しらかわきくの、 講談社文庫)
 世のなかにネコまんがは多いのだが、イヌまんがは意外とない。アマゾンで検索して見つけたのがこの4コマまんが。少女漫画的カワイイ系絵柄に期待感が若干しぼんだが、その予想はいい方に裏切られた。イヌのかわいさは残しつつ、鋭いギャグが炸裂する。イヌ好きの方にはおすすめ。そうそう、札幌の方、あなたんところが舞台ですぞ。【★★★☆】

『婆沙羅』(山田風太郎、講談社文庫)
 北条高時、後醍醐天皇、足利尊氏・義詮・義満と、時代の支配者は変われども、その中で常に中心的な存在としてしたたかに生き抜き「鵺のような男」と言われたバサラ大名佐々木道誉が主人公。それをあの山風が書いたのだから面白からぬはずがない。だが・・・と言ってはなんだが、意外にまともな歴史小説だった。それでも、後醍醐が真言立川流という淫靡な密教の信者で、流罪になるときにきわめて淫靡な儀式を行うあたりに山風らしさが出ている。【★★★☆】

『四捨五入殺人事件』(井上ひさし、新潮文庫)
 「えっ、あの井上ひさしの推理小説!?」と期待半分不安半分で読み始めた。結構推理小説してました。最後の意外性も十分。タイトルの「四捨五入」の意味もきちんと明かされる。著者らしい皮肉も利いている。ただ、その皮肉が推理小説としてのわくわく・どきどき感を若干減殺している。【★★★☆】

『散華(上) 紫式部の生涯』(杉本苑子、中公文庫)
 これは下巻を読み終わってから評価したい。

『進化しすぎた脳』(池谷祐二、朝日出版社)
 著者の著書はどれも面白いが、高校生相手の四日間の特別講義をまとめたこの本も抜群に面白い。次々に繰り出される脳の秘密は意外性に富んでいて、知的好奇心をびんびん刺激する。例をあげよう。
 ・生きたネズミをラジコンにしてしまった研究がある。
 ・逆に、頭で考えただけで思ったように動かせる人工腕がある。
 ・人間の視神経は100万本しかない。いわば100万画素のカメラ。
  なのに、なぜあんなにきれいに見えるのか?
 ・喜怒哀楽の表情は人種を超えてなぜ世界共通なのか?
 ・人間の脳はものごとを"わざと"ゆっくりと学習しようとする。
  それが人間特有の意識や創造力を作り出している。
 ・人間は進化しすぎてしまい、もうこれ以上は進化しない。
  その代わりに人間は○○○を進化させ始めた。
・・・これでも本書を読みたくならない人はぼくの・・・。やめておこう。【★★★★】

『「他人支配」をやめると幸せになる』(黒岩貴、小学館)
 実はこの本は読んでない、どころか、買ってもいない。だが、タイトルを見ただけで、その主張の正しさ・よさがわかる。だって「他人支配」しようとしてイライラしてるもんね、自分。「もう少し自分の気持ちを汲んでくれてもいいのに」「また歩きたばこしてる」「どうして降りる人のためにどかないんだろう」ってね。わかった、明日から他人支配はやめよう・・・一銭も払ってないのにそう悟らせてくれたこの本はエライ。【★★★★】
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