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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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日本沈没

日本映画最新最大の話題作『日本沈没』を家族と観てきました。

観どころの災害シーンは前作からの特撮技術の進歩が感じられるすばらしさ。自衛隊や消防庁の全面的協力もあってリアリティ満点に仕上がっています。

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ハラハラどきどきのストーリーに加えて、豊川悦史や草剛といった主役陣も好演(特に危機管理担当の大地真央がすばらしい)で、大いに楽しめました。

でも、不満な点もいくつかありました。

最も不満だったのは、未曾有の大災害に対峙する一般市民の様子が、草剛や柴咲コウの周辺を除いて、ほとんど描かれていないことです。ももちろん、被害に会うシーンや逃げ惑う姿は描かれますが、あくまでニュースシーンのようにごく客観的に描写するだけで、その中で起きている人間ドラマはまったく描かれません。そのためドラマに厚みが欠ける結果となってしまいました。

政治家、科学者、レスキュー隊、測候所の観測員といったプロたちの活躍はきちんと描かれており、それはそれですばらしかっただけに、この点実に残念です。

また、日本沈没という天変地異に対する外国の反応をほとんど描いていないのも疑問です。外国の様子は、言葉や報道写真・映画、新聞記事で少し触れられるだけで、外国でのロケシーンは一切ありません。

この点、一般市民の人間ドラマを頑なに描かないこととともに、監督の何らかのこだわりがあるのかも知れませんが、この種の映画に観客が最も期待する要素はそういうものだと思うのですが。

草剛や柴咲コウの関係や互いに対する行動も不自然に感じられ、感動すべきシーンで感動できませんでした。もっともこれは僕だけの感想かも知れませんが。また、もったいなかったのは白夜行の名子役・福田麻由子の使い方で、彼女は最初から最後までめそめそばかりしています。彼女にはもっとふくらみのある演技ができると思うので残念でした。

欠点ばかり並び立てましたが、最初にも言ったように、ハラハラどきどきのストーリーに加え、すばらしい特撮、迫力のある災害シーン、災害のプロたちの人間ドラマと見所も満載です。お金を払って観る価値は十分あります。

ひとつ印象に残ったシーンがあります。首相役の石坂浩二がしみじみと述懐するシーン。日本が沈没することが明らかになり、どう対処すべきかについて各方面の識者に意見を募ったところ、さまざまな分野に共通して何人かの識者から同じ意見があったと、そして首相にはその意見がもっともしっくりきたと。僕もその意見の何たるかを聞いて共鳴を覚えるとともに、胸にこみあげるものがありました。その意見が何か、については観てのお楽しみということにしておきます。

【じっちゃんの評価:★★】

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はじめまして♪

今年の映画はヒットしそうな映画多いと感じます!俺も早くみたいなぁー♪♪

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