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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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「答え」はあっけない~『なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか』



 男女の思考様式の違いとその対処法について、夫婦関係に絞って論じた本。なぜそんなものを自分が読んだかについては触れないでおく。

 冒頭、夫の妻に対する平均的な不満が描かれるが、自分も思い当たるものが多く、ふむふむとうなずかされるとともに、これならうまい解決法を提示してくれるのではないかと期待が高まる。

 しかし、著者が提示する「解決法」は実にあっけない。

 《私の結論は「あきらめなさい」である。》

 思わず僕は「えっ、まじかよっ! ふざけんな」とつぶやいた……と書きたいところだが、実はそうではなかった。理由は後で書く。

 その後、夫婦の思考回路の違いが具体的に列挙される。中には初耳のものもあったが、たいていはこれまでに聞いていたか、自ら気づいていたものだ。そういうものでも、あらためて確認できたという意味で意義があり、いちいち深くうなずきながら興味深く読むことができた。

 その後15項目にわたって対策案が提示される。その基本は、先ほどの「あきらめる」であるが、どうあきらめるかが具体的に書かれていて参考になる。

 少し以前から(特に定年退職後)妻との関係を円滑に保つための対策を自分ながらに打ってきていた。だから、15項目の中には先刻実施中のものもあったが、そうではないものもあった。その代表例が「冷蔵庫に賞味期限切れ食材を見つけたら、妻には告げず闇から闇に葬る」だ。これを告げてしまうと(たとえ夫に嫌味のつもりはなかったとしても)妻のプライドを傷つけることになると言う。なるほど。今後気をつけなくては。

 すでに実践中のものであっても、きちんと理屈を説明されると納得するし、100%実施できていないことにも気づかされる。(僕にはとても実行できそうもないな~--というものもある。)

 定年後の夫婦に的を絞った章を独立に設けてあるのも親切だ。著者によれば定年後の夫婦関係の目指すべき方向性は「『夫婦仲良く一緒に』ではなく『お互いに気が楽な関係』」だそうだ。それをベースに著者は、夫婦別室、趣味や旅行でも妻と別行動する、妻のライフスタイルに口を出さないetc.を提唱する。いずれもほぼすでに実践中だが、旅行はたまには一緒に行きたいなとの未練も残る。その点は今後の検討課題としたい。

 さて、“「あきらめろ」に驚かなかった”と冒頭で書いた。それは、(それなりに)長い人生を通じて「他人を変えるのは難しい。変わるのは自分しかない」と痛感していたからだ。だから「妻を変えようとするな。自分を変えろ」とする著者の主張には深くうなずくものがあった。とはいえ「自分が変わる」のもなかなか難しい。ついつい、相手が変わることを求めてしまう。まあ修行いまだ至らざる身、それも仕方ない話だ。肩ひじ張りすぎないよう注意しつつ、日々戒めていくしかない。

 著者は、夫婦関係は「そこそこうまくいけばいい」のであって、100点満点でなくともいい、それどころか20点で十分と言う。だから、伴侶にも2割いいところがあればそれでいい、その2割を探せ、と提言する。「うちのは?」と考えてみて、「余裕でクリアできる」そう思ってほっこりした。

 しかしそれも束の間。すぐにぎょっとなった。「その逆方向は……???」
【じっちゃんの誤読的評価:★★★★】
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COMMENT

No title

本の内容云々というよりは、関岡さんの私生活が垣間見られるようで可笑しかったです。

以前も自分のブログに書きましたが、僕もこれまで何度か「この女の子とは結婚してもイイかも…」と思う女性とめぐり会ってはいるのですが、結局は「諦める」「自分を変える」ことが出来ずに、長く付き合ってみては、結婚を諦めることの繰り返しで、いまだに独身です。

…と、書きながら、色々と思い出して、「自分を変えるのは難しいなあ…」と、改めて思いました。
良い年をして、自分は未だにガキで、未完成の人間なのだなあ… とも痛感します。

ま、そのあたりは、ブログで色々と書いてみたいと思います。

あきらめること

ふっふっふ
なかなか面白そうな内容ですね。

私もそう思います。
あきらめが肝心だと。

最近 夫に先立たれる知人も多いので
もし夫に先立たれたら~と思うと
たいていのことは許せるような気がします。(笑)
夫婦に限らず
友人関係でも 人は自分とは違うんだ~と
常に言い聞かせていないと
自分は正しくて 相手が間違っているという結論になってしまうので トラブルの元です。

私は 冷蔵庫の賞味期限切れは
指摘された方がうれしいです。

でも 料理法などにケチをつけられると
むっとします。

我々夫婦は 趣味も友人も別々ですが
旅行だけは一緒のことが多いです。
だから 特に仲良くないけれど 衝突も少ないのかもしれません。

今度この本を読んでみようと思います~(^-^)

>おひげのこと
画像で拝見する限り
お髭がとても似合ってらしたと思います。

はしたなくも






ガハハ~、ウフフ、イッヒッヒ

笑いがこみ上げるではないですか。
じっちゃんが、こんな本を読むなんて。ウフフ。

ちょうど、渡辺淳一さんの「老いかたレッスン」という本を読んでいて、定年退職後の夫の悲惨さが書かれていました。こんな風に妻に遠慮したり、見栄張ったりしてるのか、と思うと男性が哀れになったり、可愛そうだったり、面白がったりです。

とにかく、「ありがとう」が言えないらしい…

私たち、文系と理系でで思考も何も違いすぎる夫婦ですが、仲が良いですよんv-238
それに、頻繁に「有り難う」は言ってくれるし、私も言うし、私は「愛してるわ」も言いますぞ(笑)v-8
(この「愛してるわ」がくせ者で、夫はそれを聞くと鼻くそほじくってますけど)

いつも一緒でないと落ち着かない夫婦です。
世の中にはこんな夫婦もいるってことでv-10

基本、毎日、夫婦漫才やってますv-411

あ、そうだ、このネタで私も書いてみようかな?

No title

トキバエさん

やっぱりね。
そりゃ、透けちゃうでしょうね(笑)

結婚も一種の賭けでしょうね。
しかもハイリスクな。
ハイリスクハイリターンなのか
ハイリスクローリターンなのかは
分かりませんが。
ある種の思い切りが必要でしょうね。

でも、結果はどうあれ、
一度経験してもいいとは思います。

ブログの記事楽しみにしています。

No title

nonさん、どーもです。

>>人は自分とは違うんだ~と
>>常に言い聞かせていないと
その気持ちは大事ですね。
何ごとも比べるのは不幸の始まりです。

>>私は 冷蔵庫の賞味期限切れは
>>指摘された方がうれしいです。
なるほど。やっぱり、人それぞれなんですね。
僕はついこの間賞味期限切れを
指摘したばかりなんですが、
妻は終始無言でした。

髭の件、私も自分では似合っていると
思っていたのですが、
同じ時期に、互いに関係のないふたりの人間から
露骨に批判されまして。
そんときは「言いたいこといいやがって、
それなら、俺にも意地がある。
このままずっと伸ばし続けてやる」
と思ったのですが、
だんだんとよわきになってきて。
意気地なしだってことを再認識しました(^_^;)

No title

アイマイさん

意外でしたか、あっはっはっは(^^;

「ありがとう」はもともと言える口でしたが、
最近はことさら増やしました。
それよりも「ごめん」が言えないたちで、
これも最近できるだけ言うようにしています。
すると、不思議なもので、妻も
「ありがとう」「ごめんなさい」を
よく言うようになりました。
やはり、自分から変わらなきゃと痛感した次第です。

「愛してる」は私が一方的に言ってました(過去形)。
妻は無理やり言わせないかぎり、
言ってくれませんでした(^▽^;)

No title

意外なのではなくて、
親しみが持てますよ、この話題。
なるほどと思ってしまったのです。
うん、うん、わかると。
なので、笑いがこみ上げた次第で^^v

>しかしそれも束の間。すぐにぎょっとなった。「その逆方向は……???」

詳しくお聞かせ下さいね^^v m(_ _)m

No title

アイマイさん

どの夫婦にも共通の話ですからね。
アイマイさんちを除き…ですが(^^)v

詳しい話を書くには妻に本音を聞かねばなりませんが、
それはちと怖い(-_-;)

尊重する事が自分にとっても〜

面白いテーマの本、結婚生活の長い夫婦には
とても興味のある本みたいです o(^▽^)o キャハハハ

ピットママも結婚して、もう35年を数えました
いろんなことがありましたとも!

そしてこれからも何があるかは分かりません (^o ^;

最近の心境は、尊重になりました
DNAは変えられませんので、相手を認める事かな〜

お互いのしたいことを尊重して過干渉にならないこと
お互いに色々と相手にたいしてのストレスがあるに
決まってますからね (*^ . ^*)エヘッ

No title

ピットママさん

うちは来年の2月22日で結婚34年目になります。

「最近の心境は尊重」というのはまったく同感です。
アレコレありましたけれど、ようやく
そういう心境になれました。
最近はすごくいい感じですo(^▽^)o キャハハハ

No title

あのう、ヨコですみません。

どうでもいいですが、2月22日、夫の誕生日なんです。
一緒にお祝いしましょうね。

今後も仲良くお暮らし下さいo(^▽^)o キャハハハ

No title

アイマイさん

へえ、そうなんですか。
一緒に祝いましょ。

まあ、教えに従って
付かず離れずってことで(*^ . ^*)エヘッ

No title

これも永遠のテーマかもですね。
我が家の場合(笑)
時折、「我慢」「あきらめ」「聞き役に」「距離感」
などかなかって(・。・;
我が家もあと20~30年位?は一緒に過ごすわけだから
出来るだけ仲よくしたいと思ってはいるのですが。
ところで、今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。m(__)m

No title

とらみさん、

いずこも同じ秋の夕暮ですね。

こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします(^^)/~~~

読みました~!

この本、読みましたよ。夫に興味が湧いてきました。
夫は謎の、新種の男だったのかも?

夫にこの本を読み聞かせしたのです。
特に、エイリアン妻と共生するための対策1の項目で
『妻の話は聞いているという「演技」が大事』ということですが、私は夫に良くおしゃべりする方なんです。夫は聞き役が多いですが。

「演技」だったん? と聞いたら
黙ってます。演技して面白いの?と聞いても黙ってます。

妻の話はつまらんの?と聞いても、「そんなことない」と。

で、「その著者は、その対策を全部やってるのか?」と聞くので、「たぶん、やってる部分もあるでしょ」というと、黙ってます。

で、私は思ったのです。夫は演技が上手いと!
そして、私はその演技にだまされていたと!

しかし、そうであれば、なぜ私たちはいつも一緒に行動するのか? 一緒にお茶も飲みに行くし、一緒に旅行もするし、一緒にいれば楽しいし。夫は私の言うことに反対したことがないのです。
不思議でしょう?

なぜ夫は優しいのか? 益々、夫に興味が湧いてきました。今後、夫を観察することにしますが、「何考えて生きてんの?」と聞くと、笑ってます。
突っ込んで聞きすぎると困った顔をします。(たぶん、面倒くさいのでしょう)

新種の男でしょうか? うん十年連れ添って、新たな疑問が@@;

夫婦って、理解しているようで、お互いのことは何も知らないのですね。

夫が不可解ですが、非情に興味深いです。
しかし、夫はこんな会話、めんどくさそうです。

でも、面白い本でした。時にはアハハ、ウフフ、イヒヒと笑いながら読みましたよ~、男性はこんな苦労をしていたのかと思うと、笑えたり、大変だなぁと思ったり。

そして、新たな発見、私は半分、男脳だったかも?@;
以前、ブログの文章で、よく男性に間違われていたので、そうだったのかと‥ しかし、半分くらいは女脳、女はこうだと一括りできませんね。

長々と済みませんでしたm(_ _)m

ごちそうさまです

アイマイさん

 ご夫婦仲がとてもおよろしいようで、大変うらやましく思います。ただし、誤解のないよう言っときますが、うちも仲が悪いわけではありませんよ。ただ、私が理想としている関係に比べると、若干関係が淡泊というか。

 たとえば、アイマイさんご夫婦はしょっちゅうご一緒に外出や旅行に出かけられるそうですが、うちは妻が出不精で、誘っても断られることが多いのです(お前が悪いんじゃないのと言われたら返す言葉がありませんが)。

 それから私は妻の話を聞くのが、自分から見ても下手で、「ふんふん」と聞いていればいいところを、ついつい自分の意見を挟んでしまったりして、妻に嫌な顔をされます。まさに、この本でタブーとしていることをやっているわけです(^^; 最近は気をつけてはおりますが、でも妻の話はいつも・・・(以下略)

No title

>それから私は妻の話を聞くのが、自分から見ても下手で、「ふんふん」と聞いていればいいところを、ついつい自分の意見を挟んでしまったりして、

私なら、意見を挟んで欲しいです。
夫の意見をもっと聞きたいのに、あまり意見を言ってくれない~~(ないものねだりですかね?)
ほとんど賛成のようで、口を挟む余地がなさそうで?
でも、話は聞いてるようで?(演技か?)

演技なんかしてほしくない、本当の気持ちを聞きたいし、煩わしいならそう言って欲しいです。

時々、ぼそっと言ってくれるときがあって、その時はとても嬉しいけれど。男女間はナゾですね…@@;

何度も済みません。長くなるので、ブログネタにでもするか?

アイマイさんと私は・・・

アイマイさんと私は相性がよさそうですね(*^^)v
というか、アイマイさんと相性の合う人が多いのかも。
貴重な存在なのかもしれません。

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