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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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宮崎あおいに萌えた~『ツレがうつになりまして。』


《NHK BSで放送されたものを録画して鑑賞》
 うつ病になった夫(ツレ)との闘病生活を描く細川貂々のコミックエッセイ2編(僕は第1編だけ読んでいる)をもとにした映画。その後半沢直樹で一世を風靡することになる堺雅人がツレを、宮崎あおいが妻を演じている。

 観る前は、実際のうつ病とのズレ(大げさだったり、誤解があったり)があって、違和感を覚えないかとの危惧があったが、実際に観てみると、1点(※1)を除いて大きな問題点はなく、闘病記らしい多少の美化は感じられるものの、辛かったり、明るい兆しが見えたりという闘病生活が思ったより淡々と抑制的に描かれていて(※2)好ましく楽しく観られた。

※1 うつは、まじめで几帳面な人がなりがちなものだが、それにしても、堺雅人演ずる夫の几帳面さがやや常軌を逸しているように感じられる(退職届を定規を使ってきっちりと書くなど)。実際そうだったのかも知れないが、ここは映画の演出としてもう少し抑えるべきだったように思う。

※2 「うつってこんなものじゃないぞ、もっとつらいもんなんだ。掘り下げが足りない」という声も出そうだが、一般の人に映画として楽しんでもらうには、この程度に抑制することが必要だと思う。


 こういう映画の場合、病気に対する世間一般の誤解を強調して描きがちだが、その点を抑制して描いているのも好感を持てた。夫の兄が夫に対して「これだけはしてはいけない」という(いかにもの)励まし方をしていたのが数少ない例外。でもこれ、夫のお兄さんは気を悪くしなかったのだろうか? あるいは映画のために創作された架空の存在なのかもしれない。

 うつになると自分以外の周囲のことが見えなくなる。だから、周りにとってうつ病の人というのはかなりうっとうしい存在だと思う。その点も映画ではさりげなく描かれていた。

 周りの景色が見えはじめ、周りの人を気づかえるようになったら、うつはよくなったと思ってよい。そのとおりの結末にこの映画はなっている。映画らしい(クサい)演出もあるが、僕は素直に感動した。

 それにしても、宮崎あおいの妻役はよかった。愛らしくて、いじらしくて。その一点だけでも映画を観た価値があった(はぁと)。昨年末、男女は永遠に分かり合えないなんて本を読んだばかりだっだけれど、この世に男と女の両性が存在するってのはやっぱり素晴らしいことだなと思えた(こんな奥さんなんて滅多にいないよ……なんてのは言いっこなし)
【じっちゃんの誤読的評価:★★★☆】

P.S. ふたりが飼っているイグアナがとても愛らしく、自分もイグアナを飼ってみたいと思った。マジで。
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COMMENT

No title

仲間内のオバチャンのご主人がうつでして
(原因は仕事)

残りの仲間でグチを聞いています。
グチを聞くのは嫌ではないです。
女性はおしゃべりで解放されますから
(うつのご主人は置いといて)
友人は出会う度に冗談も増え、
笑いながら話しています。

うつの家族を支えるのも友人とのおしゃべり~
と思ったりしてます。
ずいぶん気が楽になったように見えますし^^

宮崎あおいちゃん、「篤姫」の頃、可愛かったですね~

>この世に男と女の両性が存在するってのはやっぱり素晴らしいことだなと思えた

はい、同感でございます。
私は、夫命~v-238

イグアナ

こんにちは o(^ - ^)o

ピットママもテレビの番組欄で観たことあります〜

うつ病については色々と読んだりテレビで知識を得たり
また、アイマイサン同様、友だちがそうだったり〜

本人さんの気質と環境によって起こるのかなと
思いますが、軽いうちに対処されるのが一番かな?
周りにいる人の温かいサポートが大事なんでしょうね〜

で、イグアナを飼っているというのが面白いです
自分以外の人を世話するというのも治療に効果があるのかなと
思うからです
人はそういう行動で寂しさを紛らわすと前に聞きました
つまり人は本来、何かを育てる、面倒をみる性質があるのではと・・・

でも、うつ病になると面倒なことをしなくなる場合もありますもんね
難しいですね ( ̄.  ̄;)

No title

アイマイさん、
うちの妻も友だち同士で愚痴を言い合って
ストレス解消しているみたいです。
女性はその辺うまいですね。
ときにうらやましく感じます。

宮崎あおいはこの映画でも十分可愛かったですv-238

うちもアイマイさんちのご夫婦のようになればいいのですが。
もう手遅れでしょうね。
・・・なんて言うと誤解されそうですが、
うちも、それなりに仲がいいんですよ。

No title

ピットママさん、
うつは、うつだと気づくことが重要ですね。
気づきさえすれば、今はいい薬もありますし。
もっとも薬は対症療法ですから、
薬で症状を軽くしながら、
原因を取り除いていく必要があります。

この映画の場合、それは主人公が会社を辞めることでした。
「そんな会社辞めちゃえ。辞めないと離婚する」と
応援した奥様が素晴らしかった。

僕の場合は家族もあるし、安定した収入を与えてくれる
会社を辞めることはできなかったけれど、
会社に配慮してもらい、仕事を変えていただけました。

そういう大胆な環境変化もうつ解消には必要になります。
そのためにも「うつ」に気づくことが必要です。

No title

わたしも遅れてこの映画を見ました。
非常にありえる病気だけれど
周りの対応が重要な役目をするんだろうと思います。
私は、あの妻のように可愛く健気に崩れ落ちるものを守りくい止めていくことが出来そうもない、、。
はなからこんな気持ちだからイザとなったら
一体どうゆう対応をするのだろうか、、。
何事もなかった様な(逃げるような)対応しか
出来ないかも。実に頼りない人間ですから(*_*;

No title

とらみさん、
あの奥さんは理想的に描かれていますからね。
なかなかあのようにはいきません。
とらみさんが頼りない人間とは思えませんが、
頼りない人間なら、頼りない人間なりに
対応すればいいと思います。
映画にも出てきましたが
病気になった人も周囲の人も
「頑張らないこと」が重要なのかも。

No title

はあ、そうでしたか、じっちゃんも、うつ傾向だったのですか?

実は、私の夫、ウツまでは行かなかったのですが、
危ないときがありまして

「そんな職場、辞めてしまえ~! 私はアンタが一番大事なんやで~!、生活なんて、貯金を崩してでも私が何とでもしてやるぅ!」と大声出しました。

その時の夫のホッとした顔、忘れません。

その後も怒りっぽいときがありましたが、今では退職してくれて本当にホッとしています。

じっちゃんは、会社の配置換えで何とかなったのですね、皆さん、今のご時世、生きていくのは辛いことが多いですね。うつ、現代病ですね。

じっちゃんご夫婦もラブラブでね!v-238

No title

アイマイさん、映画を地でいってますね。
すごい。

私は、配置転換によって捨てたものも多いですが、
そのおかげで精神的にも時間的にも
ゆとりができましたし、
それまでにない新しい仕事が経験できて
うつになってよかったとまでは思いませんが、
ひとつの経験として悪くなかったかなと思っています。
職場、上司にも恵まれました。

時間にゆとりができたおかげで
翻訳の勉強もできましたし、
そのときの経験が今につながってますからね。

No title

僕も、鬱病経験者として、きっと観ると(自分の場合と違うという)違和感を感じるんだろうなあ… と思っていたのでこのコミックも映画も見ていません。

しかし、母親が認知症になってから、特に感じるようになったのですが、鬱病も認知症も、とても主観的な病で、客観的に比較したり線を引いたりするのが難しい病気だと思います。

だから、「僕の場合はこんな感じでした」ということを、思いっきり主観的に書こうとブログを始めたのですが、自分の鬱病経験を書く前に、母親の認知症のことばかりを書く羽目になりました。

機会があれば、この映画観てみたいと思います。

No title

トキバエさん、
主観的でない病気なんてないかもしれませんね。
かかった本人でないと本当の気持ちはわからないという点で。
トキバエさんが「主観的に」ご自身の体験をお書きになるのを楽しみにしています。

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