プロフィール

じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
管理者ページ

カテゴリ

openclose

お気に入りブログ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読書への愛に満ちた傑作ギャグ漫画~『バーナード嬢曰く。②』



 ぼくが今いちばんはまっている漫画。その第2巻を読んだ。

 学校の図書室を舞台に、読書を、読書だけをネタにしたギャグ漫画。そんなの、世界広しといえども、この作品だけだろう。

「バーナード嬢」というのは、この作品の主人公の町田さわ子のこと。バーナード・ショーに憧れて、周囲にそう呼ぶことを求めている。本をたいして読みもしないのに、周囲から熱心な読者家でインテリから見られようとして、あの手この手を考える。それを本物の読書家の友人たちがツッコむ、ないしは呆れるというのがストーリーの骨子。

 ツッコミ役の友人は、いかにも優等生という遠藤君、その遠藤君にひそかに憧れる図書委員の長谷川さん、SFオタクの神林しおりの3人。登場人物は町田さわ子を含めてこの4人だけである。この4人の性格造形が素晴らしいのがこの作品の成功の最大の要因のひとつ。なかでもいいのは、しったかぶりでいい加減で、いつも読んだことのない本を読んだことにする言い訳ばかりを考えていて、それでいてときには正論を吐く読書スノッブの町田さわ子と、一見クールに見えながら、読書やSFについて語り出したら止まらなくなる熱い読書家の神林しおり。

 この4人が繰り広げる本や読書に関する会話は、読書に関するあるあるネタも満載で、それだけでも読書家は楽しめるし、町田さわ子をボケ、他の3人をツッコミにしたギャグのキレもよい。

 ここで本書の面白さをわかっていただくためにギャグの具体例を提示しようと思ったが、この本の一部だけを切り出しても、この本の魅力は伝えられないことに気づいた。だから、少しでも興味を覚えた方はぜひ手に取って読んでいただきたいと言うしかない。書物や読書に関するあるあるネタも満載で、本好きの方にはきっと楽しめるはずである。

 ぼく自身、この本は「近来稀に見る傑作」であり、この本に出会えたことを幸せに思っている。
スポンサーサイト

COMMENT

No title

気になって読んでみました。これは確かに面白い。本読みが密かに恥ずかしく思っていることを明け透けに語っているのが笑えます。
思い当たること、多いです(笑)

No title

sugataさん、お久しぶりです。

ご返事遅れてごめんなさい。
最近はFacebookにいれこんでいて、
ブログがおろそかになっているのです。

>>思い当たること、多いです
でしょ。本読みなら「あるある」ってなりますよね。
子の作品は、そこを上品に、嫌味にならないように
書いているので好感が持てます。

EDIT COMMENT

非公開コメント

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
全記事表示リンク
検索フォーム
コメント・TBについて

コメント・トラックバックをされる場合は注意事項をご覧ください。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。