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じっちゃん

Author:じっちゃん
翻訳家。
もとコンピュータ技術者。二足の草鞋で翻訳を始め、定年後フリーランサーに。
【趣味】
①読書:ミステリを中心に時代・歴史小説、歴史や科学などのノンフィクション
②四国遍路(2015年11月結願)
③街道歩き(現在敢行中)
④SNS(ブログ、Facebook、Line)
⑤観劇
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日本ふるさと沈没


『日本沈没』のパロディとしては筒井康隆の『日本以外全部沈没』(※)が有名ですが、もうひとつのパロディが今年の初夏に出ました。それがこの『日本ふるさと沈没』です。

※映画化され9月に公開されるそうです。見たいような、見たくないような。

この本は21人のまんが家による競作集で、見る人が見れば超豪華な顔ぶれだそうですが、"いわゆる"メジャーな作家ではない人が多いので、見ない人(私のような)が見ると「あっそー」という感じです。

ちなみにその21人とは以下です。

--------------------
【北海道】吾妻ひでお、あさりよしとお、唐沢なをき
【東北】遠藤浩輝
【関東】西島大介、伊藤伸平
【北陸/甲信越】米村孝一郎
【東海】鶴田謙二、恋緒みなと
【近畿】ひさうちみちお、トニーたけざき、空ヲ
【中国】いしいひさいち、寺田克也、TONO
【四国】宮尾岳
【九州】安永航一郎、ヒロモト森一、幸田朋弘
【沖縄】ロマのフ比嘉、
【全国】とり・みき
※この表はAmazonのカスタマーレビュー(by 「通りすがりの大学院生 (三重)さん」のものを使わせていただいています。

この中で私が知っていたのはアンダーラインのついている人たちですが、いずれも一癖も二癖もあるまんが家たちばかりですので、おそらくそれ以外の方もそうなんでしょう。

名前の前についている地名は各作家が担当している地域、つまり彼らの出身地です。この、自分たちのふるさとだけが沈没する(例外的にその逆もあり)というテーマで各作家が競作しているわけです。なかなかおもしろそうでしょ?

でも、読み終えた今の感想は「うーん何とも消化不良」というものです。

それぞれの作品が一部を除いて数ページという短さなので食い足りないということもありますし、またテーマから想像がつくように当然ギャグ路線の作品が多いのですが、そのギャグが一部の作品を除いていまひとつ気合が入っていない感じでキレがありません。

あるいは、各作家たちの普段の作品を読みつけていればもっと楽しめるのかも知れません。Amazonの読者評でも「「どちらかというとその(顔ぶれの)豪華さが理解できる人むけ」と言ってますしね。

ただ、いしいひさいちだけは別格で、沈没寸前の岡山県で県民救出に奔走する県知事の様子を、作者らしい独自の感覚でナンセンスかつブラッキーに描いていて大いに笑えます。この作品は一読の価値ありです。

また、代表執筆者になっている鶴田謙二(わが静岡出身だそうです)の作品は(ギャグ的要素もありますが)基本的にシリアスなストーリーまんがでなかなか読ませますが、やはりこれから面白いのにーというところでぷつんと終わってしまい(それでもページ数は33ページと、この作品集で最長)、Amazonのカスタマーレビューにあるように「続きを読まして」と言いたくなります。

その他では、伊藤伸平の「所沢沈没」がギャグまんがの王道的まんがで楽しめました。また、吾妻ひでおも作者らしいシュールなギャグでさすが安定した仕上がりです。

【じっちゃんの評価:★★】

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COMMENT

おじゃまします。
私も、正直数人しか分りませんでしたよ。
きっと知るひとぞ知るって世界なんでしょうね。
個人的には、日本以外全部沈没に興味をそそられますね。^^

コメント有難うございます。
何か男性にそう言ってもらえると嬉しいです。
主婦仲間と「主婦は大変だよ」とか言い合って、
お互いに慰めあったりしてます。
やっぱり私の旦那様もじっちゃんさんのように
「いつも有難う」とか言ってくれるのはまだまだ先なんですかね・・・。
ついこの前結婚一周年を迎えたんですが
家事育児の大変さを分かってもらえるまではまだ長いけど日々頑張っていきます!!

こてつどのさん
ご訪問&コメントありがとうございました。
>何か男性にそう言ってもらえると嬉しいです
こちらこそ面映いです。
>「いつも有難う」とか言ってくれるのはまだまだ先なんですかね・・・。
私がそうできるようになったのはごく最近ですね。こてつどのさんのだんな様も心の中ではありがたく思っていると思います。

たまの猫さん
いつもご訪問ありがとうございます。
>私も、正直数人しか分りませんでしたよ
たまの猫さんをしてそうなんですか!

>個人的には、日本以外全部沈没に興味をそそられますね
一読の価値はあると思いますよ。

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